今日の参加者は14人でした。調べてみたら，この人数は今年度の勉強会最多人数タイ記録。皆様の意識の高さを感じます。うれしいですね。

さて，今日はたっちゃんの多門張理論のプレゼンからスタート。何回聞いても，本当にためになります。実戦でやると，手牌よりも先に自分がテンパっちゃいそうですが，多門張を攻略するには，何度も練習して慣れる以外にないでしょうね。その練習をするきっかけを与えてくれたプレゼンですから，皆さん，さらに精進しましょう。あ，ちなみに今日はまるちゃんが幸せの形・5門張を見事ツモ和了りました。みんなに見せた方がよかったかな。

その後の勉強会のテーマは，早打ち。基本，ノータイムで打ち，東風戦を30分以内の終わらせるのが全体の目標。自分的には，ノータイムで打ったときに所作が意外に雑になっていたことが反省点。みんなに注意していたわりに，本当に恥ずかしい限り。申し訳ありませんでした。

ところで，なぜノータイムなのでしょうか。確かに，今日のプレゼンであったとおり，多門張にでもなると「すみません」と手を止めて考えてしまうことも多々あるかもしれませんが，なぜそれをやらない方がいいのでしょうか。わたしは，ルール面と技術面のそれぞれにノータイム打ちがいいことの理由があると思っています。

ルール面から言うと，麻雀には持ち時間というルールがないことがあります。持ち時間がないなら逆に許されそうな気がしますが，全体で共有している時間の中で，1人だけがその時間を多く使うというのはフェアではありません。逆に，全員が長考するような対局など，見られたものではありません……観戦者の時間も奪ってしまうわけですから。持ち時間がないからこそ，全体で気をつけてそれぞれに割り当てられる時間をフェアにする，そのためにノータイムで打つ必要があるのだと思います。

技術面から言うと，判断力の向上につながるということがあります。麻雀は常に判断の連続。自分のツモ番以外でも，常に場を見て，鳴くべきか和了るべきかスルーすべきか，判断しなければなりません。常に長考してしまうようなプレイヤーでは，瞬時に正しい判断を下せず，損な選択を強いられることになります……すなわち，負けにつながると言うこと。瞬時に最善の一打を選び出すのは大変に難しいことですが，その判断力が身につけば，確実に一段階上のステージに立つことができると思います。

……なんて言っておきながら，上で私も書いたとおり，まだまだ連続でノータイム打ちは難しいです。それでも，自分はできるだけ挑戦したいと思います。麻雀が「一向聴」の段階にいる，メンバーの一人だから。

参加者：大佐，たっちゃん，ばん，スーチン，ナオト，まる，アニキ，しぃ，こばっち，モリミチ，しま，だー，よしくん，う

文責：う